こんにちは♪
メンテナンススタッフの折目です
日頃の活動の中から 気になった事例、あまり知られてないけど重要な事例を今後 紹介していきたいと思います。
輸入住宅にはちょくちょく付いている煙突ですが、屋根の上の過酷な環境にあり劣化も激しい箇所でもあります。
暖炉で炊いた煙が抜けるようになっている構造上、台風で暴風雨に曝された時には煙道の中に雨水が入って暖炉の中に多少の水が浸入するのは致し方ないとこではありますが、煙道の外に水が垂れて暖炉付近の天井にシミが付いてしまったり 煙突自体が腐食してダメージ負っている場合は補修が必要です。
今回は雨風が強い時に雨漏りがするとの相談をお受けして補修工事を行った事例です。
水が溜まってます。
本来ここがこんな風に水が溜まることは無いのですが・・・
煙突トップと鈑金を外してみたら中の合板が腐食しておりました。
この状態なんで下がって雨水が溜まる状態になってしまったようです。
傷んだ木部を撤去、交換します。
なお今度は水平に作らず、真ん中を少し高く周辺を低く作ります。
防水紙を貼り鈑金施工して煙突トップを取付け。
この物件は煙突トップがまだ生きてたので流用しましたが、腐食が酷い時には新しく作製します。
鈑金の固定の仕方もなるべく上からビスを打たずに固定する方法です。
同じ鈑金屋さんと15年ほどかけて試行錯誤して探求してきました。
同い歳で気が合って、また研究熱心な職人さんは離せません。
今回は煙突トップからでしたが、煙突と屋根の取り合い部分とかの事例もあります。
本当は外部塗装工事とか足場を架けたタイミングでやると効率良いです。
よく外壁塗装でせっかく足場を架設したのに塗装だけしかしてなくて もったいない事例をみかけます。
足場を架設したら防水や鈑金、樋やアンテナや換気フード等もチェックしておきたいものです。
今後順次投稿していきます
最後までありがとうございました。
もし気になられた方がいらっしゃいましたら お気軽にご相談くださいませ。
名古屋、愛知を中心に活動しております。