こんにちは
毎日暑いですね💦
でも立秋は過ぎてるのには驚くばかりです。
秋に向けてそろそろ検討していきたいのが外回りのメンテナンスです。
冬に霜がおりる所でなければ一年中施工できるんですが、やっぱり季節の良い時期に施工した方が職人さんの仕事が はかどります。
外回りのメンテナンスっていうとただ塗装工事だけだと思われている方もいらっしゃいますが、せっかく足場を組んだら足場が必要な工事をまとめてやった方がお得です。
外回りのメンテナンス工事の必要なことを解説していきますね。
まずは足場を架設します。
屋根も勾配により屋根足場が必要になります。
窓廻り等 防水上必要な個所にコーキングを施工します。
これは塗装工事の前にしなきゃです。
高圧洗浄の前にコーキングをうつのか、コーキングをしてから高圧洗浄するのか、現場の状況を見て判断いたします。
コーキングしてからでないと 高圧洗浄した時に漏水する恐れがある場合があります💦
ベルックス社製の天窓がついている場合は、ベルックス社の天窓安心点検をぜひやった方が良いです。
経年劣化により天窓自体のコーキングやパッキンが傷んでいて、放置すると本体の木部が傷んでくることになってしまいます。
築20年過ぎた物件では屋根の棟板金も交換しておいた方が良いです。
棟板金を固定するための下地の木製胴縁が腐食していて 劣化が進むと台風の時に飛んでいく事例があります。
現代では棟板金の下地は腐食しない人工木材の胴縁を使います。
人工木材の胴縁でも、芯材が入ったしっかりした物を使用した方が良いです。
ベランダの防水や笠木板金もやり直しておいた方が安心ですね。
足場が無くてもできるっていえばできますが、足場があれば家の中を通らずに施工できるのは 職人さんにとってもお客様にとっても良いと思います。
輸入の換気ガラリがついている場合は要検討です。
かなり古いタイプの木製のがついている場合は腐食している場合が多いのと、高所で足場がないと施工できないので要交換です。
写真の樹脂製の場合は メンテナンス担当者としては交換をお勧めしたいのですが、設置方法や 実際に通しているかどうか、小屋裏内に漏水していないか等を点検・調査して判断です。
以前のブログでも書きましたが煙突の鈑金は必ず施工しておきたいところです。
(以前のブログ参照)
新築時は引き込み等で使ってたけど 使わなくなった余分な金物等は外して ビス穴も防水処理してから塗装です。
他には輸入住宅ではアルキャンの雨樋がついていたりする場合は、軒樋から漏水していたり 軒樋の固定がかなり太い中空の釘を打ち込んでの固定で、釘ですので緩んできて浮いてきている場合が多いので交換しておいた方が安心です。
国産のシームレスのアルミ樋なら 形状もアルキャンに似ているのと、成型機を積んだトラックで現場に来てその場で必要な長さの軒樋を作ってしまうため、軒樋のジョイント箇所がかなり減るのと固定方法も工夫されていて樋から漏水することはまず無いです。
ただ、たくさんやればやるほど費用もかかってきます。
外部メンテナンス工事は約10年ごとです。
今回やらなければならないのか、次回でも大丈夫なのか、状況をみてお客様と相談して判断です。
くれぐれもせっかく足場を組んで工事するのに ただペンキ塗ってお終いだけは止めて欲しいです💦
輸入住宅メーカーで25年メンテナンスを担当していたスタッフが診断いたします。
弊社は名古屋市天白区ですので愛知を中心とした地域なら対応可能です。
少しでも気になることがありましたらお気軽にご連絡くださいませ。
(8月11日~15日はお盆休みですが💦)
長文を最後まで読んで頂きありがとうございました♪